よく人ととの出会いには縁がある、なんて言いますが、この「縁」も仏教語です。すべてのものには、必ずそれを生んだ因と縁とがあり、それが因縁生起=縁起というのです。「阿合経」に「これある故にかれあり、これ起こる故にかれ起こる、これ無き故にかれ無く、これ滅する故にかれ滅す」とあります。日常、よく「縁起が良い、悪い」と言いますが、本来は他の多くのものの力、恵み、おかげを受けて私たちは生かされているという仏教の基本的な教えなのです。